育児日記 第105回

 我が家の三男(みずき)は小学6年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。みずきに発達障害があることがわかってから、約9年ほどが経ちます。
 新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、スクールカウンセラー、ささゆりの会など、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
 みずきは自由が大好きで、学校のように決められた時間に決められたことをするのが好きではありません。学校が嫌いなので、行く気分になれず、通学団の子たちと一緒に歩いて学校へ行くことができません。毎日自動車で学校まで送っています。
 みずきは小学校の宿題に今だにどうしてもなじめません。なんで学校で勉強したのに、家に帰っても勉強しないといけないの?納得できない。そう思っているようです。
 小学校の低学年の時。宿題が許せなくて、どうしてもやりたくないときには、感情が爆発していました。漢字を書いている途中から、漢字のマスを無視して、文字が大暴走!1文字をノートいっぱいに書き、そのうち、ぐちゃぐちゃの線に代わります。しまいには、消しゴムで消しながら、ノートを破り、もう宿題が嫌だと、かんしゃくを起こします。
 私も学習し、宿題をやりながら、「もう宿題がイヤだ!!」というみずきの声が聞こえてくると、「よく頑張ったね。これだけできたから、あとはもうやらなくても大丈夫だよ。連絡帳で先生に伝えておくから。嫌ならやらなくても大丈夫だよ。できないときにはやらなくていい、できるときにやればいいんだよ」。みずきの感情が爆発する前に、宿題をやめるようにしました。すると、ノートや教科書を破ることはなくなりました。
 しかし後になって、この行為もみずきには不満だったらしく、「なんでやらなくていいって言う?」と嫌がられたことがありました。宿題はできないけど、応援はしてほしいっていうことだったのかなぁ?それからは、宿題が嫌になっとき、「嫌だよね。よくわかる。でも、できそうだったら、頑張ってみよう。できなければ、連絡帳に書いておくから大丈夫だよ」そう伝えるようにしました。
 すると、自分で判断して、「今日はできない」「3行は漢字を書く」と答えを出すようになりました。
 6年生になった現在、連休があるときなど、普段より宿題が多いときはすべてできるわけではありませんが、普段の宿題だけはできるようになりました。帰ってきてすぐにできなかったときは、晩ご飯の後で宿題をやり始めます。
 今でも作文や日記は、文章を考えると漢字で書くことができなくなります。
 自分をコントロールすることが苦手な子ですが、自分なりに感情に折り合いをつけて物事に取り組めるようになりました。中学校は宿題の量が小学校とは全く違います。不安はいっぱいありますが、子どもは必ず成長するので、できないときは、その時に一緒になって考えていこうと思います。

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