育児日記 第98回

我が家の三男(みずき)は小学5年生です。みずきには自分をコントロールすることができない発達障害があります。
みずきに発達障害があることがわかってから、約9年ほどが経ちます。新城市民病院の言語指導、豊橋こども発達センター、スクールカウンセラー、ささゆりの会など、様々な方からご指導いただきながら育児をしています。
みずきは自由が大好きで、学校のように決められた時間に決められたことをするのが好きではありません。学校が嫌いなので、行く気分になれず、通学団の子たちと一緒に歩いて学校へ行くことができません。
毎日自動車で学校まで送っています。低学年のころは、学校や友達の前でも、怒れると手を出してしまうこともあったのですが、今では学校や友達の前では、怒っても手を出さず、我慢することができるようになってきました。
しかし、兄弟同士では気が強くなってしまうらしく、現在でも二男のそうまと叩き合ってケンカするときがあります。そうまと最初はふざけ合っていたのですが、本格的なケンカにエスカレートしてしまい、みずきの怒りが頂点に達してしまいました。
そんな時は、先ずみずきとそうまを引き離します。そうまに2階へ行くように伝え、みずきと2人になります。そして、みずきの気持ちになって考えるようにしています。
「そうまの言葉ひどかったね。そんなこと言われたら嫌だよね。みずきの怒れる気持ちわかるよ。お母さんそうまが悪いってことわかってるから、大丈夫だよ」
そんな言葉をかけながら、泣きながら怒りで震えるみずきの背中をさすって、落ち着かせます。
みずきは気持ちが収まらないので、そうまに何とかやり返そうとして、包丁をつかもうとしたり、2階へ行こうとします。みずきを強く掴んで押さえ、一生懸命
「みずきの嫌だった気持ち、ちゃんとわかってるよ。みずきは大丈夫だよ」
と、心からみずきは手を出さないと信じて、みずきに言葉をかけ続けます。先日、物を投げたり、そうまにやり返したりせず、そうまもみずきもそれぞれが誤って平和に和解することができました。手を出さずにケンカを終えた初めての出来事でした。みずきも感情をコントロールできると確信できた出来事でした。みずきの成長ぶりが心から嬉しかったです。 

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