W様邸扉金具取替工事

W様邸にはとても素晴らしいケヤキの扉があります。裕樹さんが「どうやって修理しよう」と悩んでいたので、「板で戸を作るのならそんなに高額の費用はかからないんでしょ?新しく作り替えれば?」と気軽に答えてしまいましたが、ただの扉ではなく、1枚板の高価な扉でした。古いものを補修して長く使用する。簡単に新しいものと交換するのではなく、そこで生活してきた人の思い出や、物に対する愛着心をもっと大切にしなければいけないなぁと、勉強させていただきました。鍛冶屋さんにて特別に蝶番を作ってもらい、金具を交換して補修しました。この鍛冶屋さんとの出会いは、一枚の看板でした。看板にはペンキで「サイカケ」と描いてありました。「味のある看板だなぁ。ここだったら出来るかなぁ。」こんな思いで訪ねてみました。この鍛冶屋さん、実はすごい人で、名工として平成21年度「とよはしの匠に選ばれている方なんですよ!松澤猪市さん(昭和7年生まれ/石巻萩平町在住)野鍛冶の匠-先掛けの技-備中、鍬などの農具を製作、修理する野鍛冶として活躍し、特にすり減った農具の刃先を修復する「先掛け」と呼ばれる鍛接の技能に優れています。また地域の農業を守るためにはなくてはならない貴重な技能としても高く評価されました。この鍛冶屋さんの大将が、また口数は少ないけれど職人気質で、裕樹さんの心に響いてしまいました。職人歴60年余り。「60歳から仕事が思い通りにできるようになったが、70歳を過ぎたら、体が思うように動かなくなってしまった」と語ってくれました。それだけ難しい仕事であり、仕事に対して妥協しない人なんですね。「この人根っからの職人だなぁ。好きだな、こういう人!!」思わず裕樹さん、個人的に草かきとナタと手斧を注文したそうです。いろんな出会いがあって、面白い。大工業の醍醐味です。今度はどんな人との出会いがあるのか楽しみです。注文した品物の完成も楽しみだなぁ❤

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